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第7回 「うたの練習」
私の生徒、またそうじゃない方からでも「うたの練習」について、いろいろと相談を受けるのですが、一番多いのが練習場所についてです。ほとんどの方が自宅で思うように声を出す環境にないようです。私も上京してきてから、常に「音出し可能な物件」を探すのに苦労しました。せっかくレッスンを受けても練習ができないのはもったいないことです。周囲に気を遣って遠慮しながらの練習はよくありません。声を出すことは「発散」ですから、遠慮することは、その逆になってしまいます。
やはり、職場やご近所で練習できる会場を見つけられるのが一番だと思います。できれば週に1~2回、30分程度は最低でも、そう言った場所で練習しないと、レッスンに通っても、努力をしていない訳ですから、ご自身で上達を実感するのは難しいでしょう。スポーツのルールや身体のしくみを理屈で理解しても、実践できないのと同じです。
さて、それではどんなところで練習できるか?インターネットで検索するとすぐに情報が収集できると思いますが、1時間1000円前後で貸してもらえる練習室・スタジオが多くあります。また、ヤマハやカワイなどで音楽教室を持っているところは、レッスンのない時間は安く開放しているところがあります。あとは、地域・地区センターなどで音楽室を安値で貸している施設もあります。
声は(音は)空間を響かせて、その響きを感じながら自分の声を見つけていくものですから、できれば響きのよいところで声を出されたほうが、喉にも負担が軽くて済むので、そのようなところが見つけられるとラッキーだと思います。
呼吸法、ハミングは普段のちょっとした時間に意識的に練習し、詩を朗読するように読む練習、楽譜を読んで音程を取ることは、周囲を気にしなくてもできます。やはり、時間とお金をかけてのお稽古事ですから、「上達」を実感して欲しいと願っています。