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私のいとしいひとよ/Caro mio ben
[作曲]
ジュゼッペ・ジョルダー二/Giuseppe Giordani
(1753-1798)
ジョルダーニは、ナポリ出身の作曲家で、オペラやオラトリオを作曲して、当時はイタリアの主要都市で上演されていたようです。現在は、この歌曲「私のいとしいひとよ」1曲だけが歌い継がれています。とは言え、高等学校の教科書には必ず歌唱教材として登場しますし、声楽を始める人は、だいたい、この曲からスタートしますから、芸術歌曲では最も知られた作品のひとつです。
Caro mio ben, credimi almen・・・イタリア語がはじめてという方でも、読み方はほとんどローマ字読みでオッケーですし、歌詞も少なくて、繰り返しなので語学に自信ののない方でも、安心して歌えるイタリア歌曲です(正確な発音はちゃんとレッスンいたします)。
メロディーは、♪ドーシーラソー・ラーソファミー・ファーミレソー・・・で始まりさびのの部分は♪ドーレミレー・レーミファミー・ソーファミレ・・・と続きます。
何かお気づきになりませんか?メロディーは、ほとんどがお隣の音に移っていますね(順次進行といいます)。なので、その、小さな音の階段を丁寧に歌うことが大切です。音程をのどで区切るのではなく、1つのフレーズを墨のたっぷりついた筆で、すう~っと一筆で書くかのように、声を息に乗せて歌ってみましょう。すると、詩の内容に適した歌唱法になります。
あとは、対訳を参考に、イタリア語の詩を声に出して、よく読んで、この純粋な恋の憧れと苦しみを表現しましょう。
私、個人的には、あまり大げさに歌い上げない方が好きです。歌いやすいのでたっぷり歌い込む演奏家は多いのですが・・・。