■お薦めの楽譜

「フォーレ歌曲集」全音楽譜出版社
※全音楽譜出版からは他にもフォーレの歌曲集が出ていますが、全63ページ にフォーレの初期の作品が10曲収められた楽譜がよいと思います。

■お薦めCD

バリトンのスゼー&ピアノのボールドウィンの共演しているCD

 

 

 

 

 

 

 

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歌曲の紹介

夢のあとで/Apres un reve

[作曲]
ガブリエル・フォーレ/Gabriel Faure
(1845-1924)

フランス歌曲ってどんな曲?と言われて例に挙げるのがこの曲です。
というか、この曲ぐらいしか、皆さんがご存知の作品はないかもしれません。
歌曲ではありますが、器楽で演奏される機会も多いです。
フォーレはフランスの作曲家で、サン=サーンスに学び、ベルリオーズや ワーグナーに影響されたと言われています。
 
この曲が「フランス歌曲」の入門に相応しいかと思います。 1小節の静かで悲しげな前奏に続いて歌い出すのですが、3小節目には 思いもかけない和音がピアノ伴奏に現れて、次か次へとその不思議な ハーモニーとメロディの世界に引き込まれます。
 
詩は、フォーレの親友で、パリ音楽院の声楽科の教授をしていたロマン・ビュスィーヌ (1830~1899)でイタリアのトスカーナ地方の古い詩をフランス語に書き直した そうです。うっとりとした夢の中で、愛する人との幸福な世界を繰り広げるのですが、 なんと言うこと!あぁ、それは悲しい目覚め!どうか戻って来ておくれ、輝かしく 神秘的な夜よ!と言う内容です。
 
歌うにあたっては、フランス語の基礎をこの機会に習得されるとよいでしょう。 ナザールという鼻母音と[e]の発音が最大のポイントだと思います。 [r]は会話では巻き舌にしませんが、歌うときはイタリア語のように巻き舌に なります。語学はなんでもそうですが、頭で考えるより慣れですから、最初はCDをなんども聴いて雰囲気を感じてから、練習に取り掛かかりましょう。